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オタクはすでに死んでいる

オタクはすでに死んでいる

岡田斗司夫の著書

オタクはすでに死んでいる (新潮新書)

オタクはすでに死んでいる (新潮新書)

岡田の考えるオタク(著書からの引用)

「自分が好きなものは自分で決める」

「大人になったからって、司馬遼太郎や池波正太郎やナポレオン・ヒルを読まなくてもいいじゃないか。俺はガンダムが好きなんだから」

「世間の人たちってテレビで流行っているものを好きになったりするような人たちでしょう? 俺、悪いけども、皆が好きだとか流行っているとかっていうのはどうでもいい。俺は子供のことから見ている『ムーミン』のほうがいいです」

「強いオタク/『普通』の否定」

「同時に、オタクはある程度の社会性も持っているべきです。そうでないと、周囲から自我を潰されて、元も子もなくなるわけです」

萌えはお菓子より引用

萌えぎのエレンの個人誌『萌えはお菓子』より引用

オタキング(オタクの王様)を名乗り、これまでにオタクについての著書を数多く執筆してきた作家の岡田斗司夫は、萌えオタクオタクをダメにしたのだと、著書『オタクはすでに死んでいる』で、述べています。萌えについてわからないという岡田は、若いオタクから、オタクの専門家なのにわからないのはおかしいと言われる。萌えは確かにオタクの流行の一部なのだけど、それがいつのまにかオタクの中心として語られている。萌えオタクの中心だと信じる若いオタクは、萌えがわからないオタクを排斥しようとしている。岡田の考えていたオタクとは自分の考えを他人に押し付けるような「頭の悪い」ひとではなかった。この著書にも書いてあるように、岡田はオタクの印象を良くしようと奔走し、これまでに多数の著作にて「オタク=個性的で頭が良いからかっこいい」という主張を繰り返してきた。それが最近どうやらバカなオタクが増えてきたらしいので、もうオタクの弁護をするのはやめてしまおうというのです。岡田は萌えを否定しているわけではないのです。だけど、萌えオタクの中心だとするのなら、軍事オタクや鉄道オタクオタクではないことになるから、それは違うだろう。そこが、岡田の抱える違和感なのだといいます。自らオタキングを名乗り(つまりピエロになって)、叩かれる覚悟でオタクを擁護してきた岡田の落胆は、ぼくにもわかる気がします。

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