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斎藤環

斎藤環

精神科医。医学博士。

斎藤はおたく(彼はオタクと書かない)を「虚構それ自体に性的対象を見出すことができる者」と戦闘美少女の精神分析に書いている。彼らの対象物がいわゆる美少女などの性的なものであることを最重要視している。そこが岡田斗司夫の「オタクの定義」と大きく異なる点である。

斎藤によると、萌えとフェチとは異なる。

(1)「萌え」には「実体」は要らない。というかむしろ実体はないほうが良い。基本的に「フェチ」は対象物の「実在性」が不可欠です。じゃあ例えば、実体のない「巨大女フェチ」はどうかと問われれば、彼らに話を聞いた経験から考えても、あのあくなき実体化志向はやはりフェチであって「巨大女萌え」ではないな、と。言い換えるなら、フェチは素朴実在論であり萌えは観念論というのが私の整理です。

(2)フェチは「部分」で、萌えは「全体」に対する嗜好と考えます。下着フェチは下着所有者の人格を必ずしも必要とはしませんが、メガネやアホ毛に萌えるとしたら、やはりそれらを所有するキャラクターという全体性が欠かせないのでは。もし本当に「萌え要素」だけでOK!と言う人がいたら、その人はもはや「メガネ」という文字だけでOKな筈なので、そのときはフェチ認定したいと思います。

※「俺と萌え(番外2)斉藤環氏とのやりとり: たけくまメモ」(http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_dd9c.html)より引用 2006年3月2日

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